きょうは最近使っている このブログのヘッダ画像(▼)の説明です。
場所はミャンマー、写っているのは「いわゆるポッパ山」です。
元の画像は これ(▼)
本来ポッパ山というのは、ミャンマーの中部地方、世界遺産バガン遺跡の南東約50kmに位置する標高1,518mの死火山(休火山)のことなのですが、地元で「ポッパ山に行ってきた(登った、参拝した)」というと、ポッパ山の本体ではなく、その麓に突起のようにそびえ立つ岩頸「タウン・カラッ(Taung Kalat、標高737m)」と、その頂上にある寺院(タウン・カラッ修道院)を指すことが多いです。

▲イメージ図です
タウン・カラッ(Taung Kalat)の垂直に切り立ったユニークな形状は、「火山岩頸 / Volcanic plug」と呼ばれる地質現象と、その後の何百万年にもおよぶ風雨の侵食(浸食)によって作られました。

タウン・カラッはポッパ山の寄生火山(側火山)にあたります。火道の中で粘り気の強い玄武岩質や安山岩質のマグマが、地中でそのまま冷え固まり硬いマグマの栓(プラグ)が、長い年月をかけて周囲の軟らかい火山灰や地層だけが雨風で侵食されて削り落とされた結果、硬い中心部だけが取り残されました。

ポッパ山本体と火山岩頸タウン・カラッとの位置関係はこのようになります。(以下2枚同様)



さて、タウン・カラッ頂上の寺院まで777段の階段は裸足になって登ります。(私はそんなことも知らなかったので、注意されてから裸足になりました(ToT) )
猿の糞尿や食べ残しで階段が汚れるため、現地の人々が常にモップで掃除をしています。すれ違う際に「ドネーション(寄付)」を求められます。
成人の足で頂上まで20~30分です。
ただ、足の悪い人はこんな急な階段、自力では登れませんので、タウン・カラッではおんぶしてもらって上ることになります。


他の名所では 4人担ぎの籠があるそうですが、タウン・カラッは狭くて急なので籠のようなものはありません。

頂上からの眺めはすばらしいです。
頂上には仏像だけでなく、ナッ神の祠(ほこら)と仏塔(パゴダ)がたくさん祀られています。
頂上に上がったら、前の年に亡くなった父の弔いをして帰ろうという気分になりました (´∀`))