2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
これはトウワタの 副花冠 corona といわれる部分だけを撮ったものです。 王冠のように見えます。 トウワタはキョウチクトウ科(旧ガガイモ科)トウワタ属の多年草(日本では一年草扱い)。 民族衣装を着た娘たちが踊っているように見えます。そのスカートの…
ノブドウを思わせる色とりどりの実、いや、それより数が多い。 カイノキはウルシ科。実の生り方は ハゼノキを思わせる。 葉の下にドサッとなるところも ハゼノキに似ている。 カイノキは 雌雄異株。このように実がなるということは 雌株なのだが、ちかくに雄…
セイヨウカンボク'ロゼウム(Roseum)'という種類の木です。 セイヨウカンボクというと、直前の投稿「ガマズミ」とは何の関係もないようですが、セイヨウカンボクはガマズミと同じ ガマズミ属(Viburnum)の木なのです。 果実は核果で10月に熟し、透明感のあ…
ガマズミはガマズミ属(Viburnum)の木。ガマズミの仲間は コバノガマズミ、ミヤマガマズミなど名前に「ガマズミ」が付くもののほかに・・・ ガマズミ属というと ヤブデマリ、オオデマリとテマリカンボク、スノーボール、サンゴジュ、カンボクそれに ハクサ…
しばらく見てませんでしたが、デンパークの秘密の?場所にある ゴンズイです。 果実は袋果で、1つの花から1-3個生じ、長さ1-1.3cmになる。これは子房の心皮がその数だけに裂け、反り返ったものである (wiki「ゴンズイ(植物)」) 果実の各部分は肉質で熟す…
ミズヒキに赤い花がいっぱい付いてる、と思ったら、それは果実だった (ToT) 花は・・・ 開花期は8〜11月頃。花は総状花序で、茎頂や葉腋から長さ20〜40cmになる花穂を出し、それに小花がまばらに咲く。(wiki) 小花の色は上半分は赤色、下半分は白色である …
垣根に白い綺麗な花が咲いている。ギンモクセイの花によく似てる。 ところが 葉っぱはヒイラギの葉なのだ。 ちょっと調べただけだが、どうも ヒイラギモクセイというらしい。
垣根に白い綺麗な花が咲いている。ギンモクセイの花によく似てる。 ところが 葉っぱはヒイラギの葉なのだ。 ちょっと調べただけだが、どうも ヒイラギモクセイというらしい。
クワ科のイヌビワ。イヌビワというけど、実態は イヌイチジク だ! イヌビワはイチジクのような果嚢ができる 果嚢の中で両性花が咲く両性株と雌花が咲く雌株がある (神戸の花と木「イヌビワのびっくりな仕組み」) 7~8月には両性株では雌花期が過ぎて雄花…
ピラカンサというのは バラ科のトキワサンザシ属(学名:Pyracantha)のことなんですが、和名で トキワサンザシ、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ(カザンデマリ)と呼ばれる3種の総称としてよく使われています。 3種のうち、中国南部原産のタトバ…
チョウジタデは アカバナ科という科に属しています。 良く似たヒレタゴボウも、アカバナ科のチョウジタデ属の水田雑草で、今の時期、特徴のある果実を付けます。 花のときは ヒレタゴボウのほうが目立ちますが、秋の紅葉のときは チョウジタデのほうがより赤…
前回からまだ一週間しかたってないけれど、安城市JJ地区のミゾソバです。 日本では北海道・本州・四国・九州の小川沿いや沼沢地、湖岸などに分布する。 特に稲作地帯などでコンクリート護岸化されていない用水路脇など、水が豊かで栄養価が高めの場所に群生…
ヤナギタデは はじめて見ました。 北海道〜沖縄の水湿地に生える。茎は直立して高さ40〜60cm、無毛、分枝する。葉は披針形、基部はくさび形(松江の花図鑑「ヤナギタデ」) ほとんどは果実になっています。拡大して見ると、果実の半分より上がピンク色に染ま…
ウコギ科のタラノキ。 雌雄同株。幹の先端に長さ30〜50cmの大きな複散形花序をだし、淡緑白色の小さな花を多数つける。(松江の花図鑑) 両性花は雄しべが先に熟し、花弁や雄しべが落ちてから雌しべが熟す。(同上) 果実は液果。直径約3mmの球形で、9〜10月…
ランタナ(Lantana、学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。(wiki) 南アメリカ原産。 世界中に帰化植物として定着している。日本では小笠原諸島、沖縄諸島に移入分布している。(同上) 開花時期は5~11月までと、とても長いのが特徴です。 …
アメリカキンゴジカは熱帯アメリカ原産の帰化植物で、日本では 1950年に群馬県で採集された記録があります。(「日本の帰化植物」平凡社より)(なかなかの植物ルーム「アメリカキンゴジカ」) アメリカキンゴジカの花は 午前中のごく限られた時間しか開花しま…
昨夜からの雨が降りやまず、外へ出られないので、コキアにつづいて10月10日に撮った前山ダム周回道路の植物を投稿しています。大きな葉っぱは 絡みついている雑草の葉です。 ヤブマメ属のヤブマメなんですけれど、同じ日、近くの於大公園(東浦町)でみた ナ…
ダム池周回道路沿いのコキアです。写真を撮っていたら、管理事務所のそのまた上の役人?のかたが視察に来られ、このコキアは近隣の農家の人が(景観のために?)植えたものだというようなことを話しておられました。 コキア(Kochia)はヒユ科の一年草。 昔…
ハキダメギク(掃溜菊、学名: Galinsoga quadriradiata)は、キク科コゴメギク属の一年生植物。(wiki) 牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。(同上) 夏から秋の6 - 11月にかけて、頂部に小さな花を咲かせたあと、急に葉腋から岐散…
シソ科オドリコソウ属のホトケノザ。秋にも咲きます。 ホトケノザの花冠は上唇と下唇に2裂しています。 上唇側に赤い粒がありますが、雄しべです(赤いのは 花粉を入れた葯)。 ホトケノザ(仏の座)の由来は、葉が仏様の鎮座する蓮台に見立てたもの。 秋に…
皆さんのブログでお目にかかっていたのですが、 はじめて 実物のコミカンソウ(の果実)にお目にかかりました。 一度見つかると、あっちにも こっちにも \(^o^)/ コミカンソウ - 愛知県緑化センター ヤツデの花が咲きだしました。 ヤツデの花がよく咲く時…
キンモクセイは 雌雄異株で、日本にあるのは 花を観賞するために もっぱら雄株が植えられているという。 だから、日本では キンモクセイの果実を見ることがないのだ、と。 だが最近、私はその手の話に懐疑的になっている。 それは、同様に雌雄異株といわれて…
よく行く 圃場のマユミです。 マユミはニシキギ科ニシキギ属。 秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもある。(wiki「マユミ」) マユミは雌雄異株と言われています。市販のマユミは秋の紅葉と果実を観賞するために雌株…
<左>アレチニシキソウ <右>コニシキソウ アレチニシキソウとコニシキソウが隣り合わせに生えているところで比較観察です。 撮影は 9月30日です。 左のアレチニシキソウは 以前ハイニシキソウと誤認していたものです。 <左>アレチニシキソウ <右>コニ…
この記事は 以前2019-08-22 ハイニシキソウとコニシキソウとタイトルして投稿していたものです。 偶然ですが、アレチニシキソウとコニシキソウが一緒に生えているところに出会いました。 これなら、地面を這っていても、2種類のニシキソウが生えていると分か…
(この記事は 以前(2019-08-19 ) ハイニシキソウとタイトルしていたものです) 杯状花序特集、第1回(ショウジョウソウ) や 第2回(オオニシキソウ)のときには 杯(カップ)に毛が生えてませんでした。 今度の アレチニシキソウは 毛深いのが特徴です。 …
河川敷のソバです。花は 畑で栽培するソバの花と何ら変わりは無いように見えます。 別名宿根ソバといって、地上は枯れても、根で増えていきます。 雄しべの赤い葯が濃く、とりわけキレイです。 さっきから 短花柱花(雌しべの長さが雄しべの半分と短い)しか…
カラスウリにつづいて、こんどは ウリはウリでも、アレチウリ。 雌雄異花。 手前は雄花です。雄しべは花糸も葯も合着し、キノコのような形になっています(松江の花図鑑) これも雄花です。雄しべがまるで 雌しべのように見えます。 これが 果実。 果実は長…
河川敷の竹藪に カラスウリの実が絡みついていました。 カラスウリの花は クダモノトケイソウの花に似たところがあるので、カラスウリの実も食べられるんじゃないかって挑戦してみたことがありましたね (^_-) 一瞬(2秒くらい)味わえたけど、3秒後、胃薬み…
イヌホオズキの仲間です。ソバ畑の周囲に生えていました。 花弁が強く反り返っています。 今まさに、子房が膨らんで果実になろうとしているところ。花弁が押し広げられています。