2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
秋になると、水田の大きく育ったイネの下に水田雑草の花が目につくようになります。 農家の人にとっては駆除の対象なのですが、これが意外と可愛いのです。 当地で一番目につくのがこのイボクサ。 ツユクサ科だけあって淡麗でさえあります (´∀`) 和名の由来…
私は奥さんを美容室に車で送っていくと、帰りの時間が来るまで近くの伊賀川を散歩するのが日課です。 伊賀川というのは岡崎城の西を南北に流れていて岡崎城の南で菅生川と合流します。 (来年の大河ドラマ『どうする家康』の舞台のひとつ岡崎城です) ハスで…
7年前に買ったコンデジ(SONY HX-90v) をときたま持ち出して、最近は 望遠マクロを愉しんでいます。 とくに群がる花を撮るときは コンデジのほうが焦点深度が深いので、ヒトの目に近い画像が得られます。 ただ背景がボケてくれなく、前後の見境なくピントが合…
雌花~果実 これは9月24日に撮影したイタドリの雌花です。というかもうほとんど花後の 果実になっています。 果実の周りには翼があり、風に乗って散布されます。 クモがいたのでスナップショット。 雄花 ところで、イタドリのことをスカンポと呼んでましたか…
今から7年前の2015年9月7日、台風18号が愛知県に上陸しました。 「台風そのものによる直接的な被害は大きくなかったが、愛知県上陸後の9月9日に温帯低気圧に変わったのち、太平洋上にあった台風17号からの湿った空気が関東地方北部から東北地方南部にかけて…
見出し画像は タラの実を食べに来たメジロたち(15年12月16日撮影) ウコギ科のタラノキは9月になるとこのような花をつけます。 タラノキの花は 「両性花と雄花」で構成されていると図鑑などでは説明があります。 これは雄しべが伸びているので「雄花」でし…
ママコノシリヌグイは タデ科タデ属(イヌタデ属)のつる性一年草です。 深く5つに裂けた花被片(花弁でも萼片でもなくその両方の機能を備えた器官)の、基部が白く先が淡紅色の小さな可愛い花。 タデ属(→ イヌタデ属)の花は(つる性でなくとも)皆このよ…
ヒガンバナは日本では帰化植物です。 原産地は中国です。 日本に分布するヒガンバナは、中国でコヒガンバナ(の祖先)から生じた3倍体のヒガンバナが救荒植物として有史以前に導入され、それが人手を介して全国に分布を広げたと考えられています。 中国では…
大国主の神は各地に沢山のお妃を迎え、そこを拠点として順調に国創りを進めていった。 民たちは、大国主の国創りに対して、決して文句や不平不満を言わなかった。 でも、心の底から幸せそうにしている住民はいないように大国主には見えた。 国創りは順調に進…
キツネノマゴの花は唇形花なので、シソ科かなと思ったりしますが、シソ目キツネノマゴ科キツネノマゴ属です。 花は上唇と下唇とありますが、上唇はほとんど目に入りません、目につくのは下唇とその上にある不思議な形をしたシベです。 ところで、キツネノマ…
午前と午後2回の散歩で出会ったカヤツリグサの仲間です。 「イネ科とカヤツリグサ科は風媒花として進化し、そのため互いに似た点が多い。それは花が地味なこと、小穂を形成することなどである。そのため、見た目の派手な特徴に乏しく、その割に種類が多くて…
クズの分布は日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアということになっていますが・・・ こうして花だけを見ると 乾燥したシルクロードにでも生えていそうな気配があります。 「クズはマメ科植物であるので痩せ地にも生育できる。」…
イネ科エノコログサ属のキンエノコロです。 キンエノコロは よく見るエノコログサが実りの秋に黄色く色づくようにも見えますが、エノコログサとは別の種類で、秋の季節になると一斉に芽生えてきて、いきなり黄色の穂を付ける1年生草です。 例によってマクロ…
午前9時 「おはよう! ツユクサくん」 と、あとから伸びてきたアレチヌスビトハギが声を掛けます。 ツユクサは早朝夜明けとともに開花し、正午前には花を閉じてしまいます。 そのうえ、ツユクサには蜜腺がないので、大きくきれいなブルーの花弁とよく目立つ…
こんにちは! お邪魔しますよ! アレチヌスビトハギが ツユクサ に挨拶しています。これからはハギの季節です。 ここは 岡崎市の真福寺町の里山。 ヌスビトハギは典型的な蝶形花。 上の大きな花弁は 旗弁。虫に蜜のありかを知らせる旗(フラッグ)の役目をし…
ハギ マメ科のハギなんですが、何ハギなんでしょうか? あいにく分かりません。 Google Lensで検索すると 筆頭に ヤマハギを挙げて来るんですが、これは 於大公園(東浦町)のハギなんで・・・ 葉っぱが丸いから、マルハギとか ? (´・ω・) いずれにしても、…
Q1 まだ緑色ですが、黄色く熟しても大きさはほぼこのくらい。 木は偶数羽状複葉の葉。 この果実の中に 一個、真っ黒な種子が入っています。種子はとても固いんです。なにしろお正月の羽根つきの玉に使われていたのですから。 参考にならないかもしれません…
Q1 最初は で~んとどんぐりです。下に落ちてたのを拾って手でかざしています。 (ちょっとピンボケ)背の高いどんぐりの木。 ほとんど落ちてしまって木には少ししか残ってません。 どんぐりの中ではたぶん一番大きいのでは? Q2 やはりドングリです。 …
春はあけぼの。 夏は夜。 秋は夕暮れ。 秋は ヒガンバナ 日本では こういうのをヒガンバナとか 曼珠沙華と呼んでます。あまりリコリスとは呼びません。 でも、学名は Lycoris radiata ということで「学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。」(Wikipedi…
見出し画像はめしべ活動期のワレモコウの花穂。 バラ科ワレモコウ属の多年草で、学名は Sanguisorba officinalis。英名は Great burnet。 英語の Great burnet という名前の由来がどうもよく分かりません。 辞典によると burnet だけでもすでに ワレモコウ …
(ちょうど一年前の記事の復刻版?です 多少画像を入れ替えてます) これは ルコウソウでなく マルバルコウです マルバルコウ ルコウソウとどこが違うのかというと、葉がまったくちがいます。(ルコウソウの葉はあとで見ます) マルバルコウ(マルバルコウソ…
アズキ アズキが畑に植えてあります。畑に植わってる様子は、ちょっと前に取り上げたダイズ(▼)によく似ています。 葉っぱはよく似た感じですが、花は大いに違います。 大豆の花は紫でした。 色も違いますが、アズキの花は 大豆のように左右対称ではありま…
テンニンギクは 「学名:Gaillardia pulchella インディアンブランケット (Indian blanket)、サンダンス (Sundance) とも。」(wiki 「テンニンギク」) もうひとつの別名が 「特攻花」。 「第二次世界大戦中に鹿児島県知覧町から沖縄へ出撃する陸軍特攻隊の…
ケイトウ 「ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、よく目立つのが特徴である。」(wiki 「ケイトウ」) 植物の茎の先端には成長点があり、ここで細胞分裂を行って上方に成長します。この成長点…
果実が ザクロの真っ赤な実に似ているので・・・ザクロソウなのだと思ってましたが・・・ ザクロソウには在来種のザクロソウと外来種のクルマバザクロソウとあります。 クルマバというのは 葉が輪生しているところからつけられた名前で、見ると5~6枚の細い…
ヘリコニア・ロストラタ ヘリコニア・ロストラタと言ってもピンときませんが、「オウムのくちばし」とか「オウムバナ科」と聞けば、「ああ、なるほど」と納得です。 「赤色で先端が黄色のあたかもオウムのくちばしのような 苞が連なって垂れ下がる50cm以上に…
久しぶりに豊田市の鞍ヶ池植物園(温室)に行ってみました。 ずっと前行った時と同じ花ですが、温室内なのでいつ行っても元気に迎えてくれるのがうれしいです。 ブーゲンビレア ブーゲンビレア(またはブーゲンビリア)はオシロイバナ科の熱帯性低木です。 …
ジンジャーと言えば生姜ですが、この花はショウガの花ではありません、ジンジャーリリーの花です。 ところが ジンジャーリリーは単にジンジャーと呼ばれることがあり、そうなるともう「ほらネ、やっぱり生姜じゃないの?!」と堂々巡りです(´・ω・) ショウガ…